墓石供養について of 永代供養墓事業共同組合

墓石供養について

善福寺 住職 青木謙整師(現臨済宗東福寺 宗務総長)         青木謙整師 お墓は子孫にとって、故人の冥福を祈るとともに、この世に命を繋ぎ育んでくれた先祖への報恩感謝のために手を合わせる場所です。
 
 また、お墓に眠る故人にとっては、「静かな永眠の場所」あるいは「宇宙へ還った魂が折々に立ち寄る場所」だといえましょう。
 
 いずれにしても、とても大切な場所だと申せましょう。
 
 ところが、墓地を管理する側に立ってみますと、狭い墓地に何年も供養されることの無いお墓が存在することは管理面からも、有効利用の観点からも由々しき事態と申せましょう。法的には無縁墓の処理はそれほど難しいことではありませんが、簡単に廃棄できる物ではありません。(無残な形で廃棄処分される例も多々あると聞きます。)親族が供養に来ないからといって無縁というのも納得できる事ではありません。人は限りない縁で結ばれているのです。法律上の血縁など全く人工的な浅はかな考えにすぎません。誰かが縁を認識して供養すべきと思われます。
 
 こうした考えの下、このたび墓石が自然に還るまで供養するとの方針の下に「日吉の永久縁の塚」を開設にあたり、賛同させていただく事になりました。

   善福寺 住職 青木 謙整師 (現在臨済宗東福寺宗務総長)